新型コロナウイルスの影響で帰国者は空港から移動時にハイヤーを使わなければいけないって聞いたけど、どういう事?
ハイヤーを使った事がないから利用の仕方が分からない。
おすすめのハイヤー会社や料金の相場は?
この記事ではそんな帰国者が利用するハイヤーについての疑問を解消していきます。
ハイヤーサービスの利用の仕方や料金相場、おすすめのハイヤー会社を解説していますので、もし海外に行くことになったら帰国時にスムーズに帰宅する事ができます。
ぜひ参考にしてください。
帰国者がハイヤーを使う理由
新型コロナウイルス感染症の水際対策
新型コロナウイルスの影響で、海外からの入国者は書類の提出などの様々な手続きが求められます。
入国後の待機のために自宅まで移動する際には、指定国・地域からの入国かつワクチン接種者であれば公共交通機関の利用が可能です。
しかし検疫所の宿泊施設での待機が求められる方やワクチン未接種者など、公共交通機関が利用できないケースも多々あります。
その為、一部の帰国者は移動時に、ハイヤーやレンタカー、専用のバスなどを利用する必要があります。
レンタカーは空港で借りれば返却する必要がありますし、専用バスは指定の施設に向かうためのものです。
よって移動手段にハイヤーが選ばれる事が多いです。
※一定の条件を満たす方は、入国後の待機のために自宅等まで移動する際に、公共交通機関の使用が可能となりました。ただし、入国時の検査(検体採取時)から24時間以内に移動が完了し、かつ自宅等までの最短経路での移動に限ります。(2022年8月現在)
引用:厚生労働省HP
更に詳しい情報はこちらをご覧ください→厚生労働省HP
なぜハイヤーなのか
上記のように、一部の帰国者に対して、厚生労働省は帰国者の交通手段をハイヤーかレンタカー、専用の送迎バスに限定しています。
「タクシーではだめなのか?」
と思う方もいるかもしれませんが、街中を走っているタクシーは駅、病院、ショッピングモール、空港などの人が集まる場所に待機しており、普段不特定多数の乗客を乗せています。
これでは感染対策をしていても、リスクが低いとは言い切れません。
逆にハイヤーはドライバー込みで車を貸し切るサービスです。
また、ハイヤーを利用するには、氏名、電話番号等の個人情報を伝える必要があります。
万が一帰国者が陽性になってしまった場合、貸切送迎であれば個人情報から履歴をたどり、拡大を最小限に抑える事ができるはずです。
流しの運行をしているタクシーは乗客の個人情報が残らないので担当したドライバーも分からず拡大してしまう恐れがあります。
ハイヤーサービスの使い方
ハイヤーを利用するには予約が必要なケースが多いです。
予約の方法は、利用するハイヤー会社のHPかネット予約か電話予約などが多いです。
*VIPハイヤー配車ならLINEでのご予約が可能です。
その際に最低限必要な情報はこちらです。(利用するハイヤー会社により異なりますので参考までに御覧ください。)
・氏名、電話番号
・利用日時
・乗車場所と降車地の指定
・荷物の量
・乗車人数
・希望の車種
後は予約した日時に待ち合わせ場所まで行くことでハイヤーが利用できます。
ハイヤーはタクシーと違って利用するには事前に必要なケースが多いので、必要な場合は必ず忘れないように予約しましょう。
ハイヤー利用の料金相場は?
ここではハイヤー利用に必要な料金の相場を解説していきます。
ハイヤーは基本的に初乗り料金(乗った瞬間にかかるお金)はありません。
営業所を出てから戻るまでの料金が含まれます。
また、車種のグレードによっても料金が変ってきます。
帰国者の場合は、ほとんどの会社が帰国者向けプランを用意しているので、それを利用するのが良いでしょう。
下記に利用者が多い空港からの料金を表にしましたので、相場の参考にして下さい。
(詳しくはご利用予定のハイヤー会社にお問い合わせください。)
- VIPハイヤー配車の料金計算については、以下のページをご参照下さい
▼VIPハイヤー配車 | 料金案内
羽田発 | 東京都、神奈川 | ¥10,000~¥30,000 |
千葉、埼玉 | ¥20,000~¥50,000 |
成田発 | 東京都、神奈川 | ¥20,000~¥50,000 |
千葉、埼玉 | ¥30,000~¥70,000 |
ハイヤーの料金は幅広く、到着地によってかなり値段が変わってきます。
それでも、キャンペーン価格等を除けば、最低¥10,000〜が相場となっています。また、高速料金は別途支払いの会社や、プランに組み込まれている会社と、さまざまですので、利用する際は追加料金がかからないか調べておきましょう。
おすすめのタクシー・ハイヤー会社
帰国者が利用できるハイヤー会社は厚生労働者の認可がおりている事が条件になります。
ここでは厚生労働省から認可をうけており、帰国者送迎プランを用意しているハイヤー会社をいくつか紹介します。
すべての会社がコロナウイルス感染対策を徹底しており、安心して利用できるでしょう。
羽田、成田空港発
VIPハイヤー配車
ネットで60秒!簡単な見積フォームがあり、目的地と日時を入力して、LINE公式アカウントから簡単に見積・依頼ができます。
支払い方法:クレジットカード
ハイヤーサービスアウテック
見積り、ご予約、ご相談は、24時間メールまたは電話にて受付け可能です。
支払い方法:利用時にクレジットか現金
京成タクシー
車両にはフリーWi-Fiが搭載されており、車内でも快適なネット環境が利用できます。
運賃、高速通行料すべて含んだ定額プランなので分かりやすいのが特徴です。
支払い方法:現金、クレジットカード、銀行振込
関西国際空港発
日交タクシー
支払い方法:現金、クレジットカード
大阪・神戸MK
WedやMKアプリからご予約可能です。
支払い方法:現金、クレジットカード、もしくはタクシーチケット
ハイヤー利用で注意する事
PCR検査の予約時間
コロナウイルス感染症水際対策の影響で、入国に時間がかかる場合があります。
入国にかかる時間を考慮した予約時間を設定しましょう。長時間待たせてしまうと待機料金がかかる場合があります。
当日のキャンセル料
当日キャンセルされる場合はキャンセル料がかかるケースがありますので、あらかじめ確認しておきましょう。コロナ陽性の場合はキャンセル料がかかるか、証明書の提出が必要になる場合があります。コロナ感染症を加味した保険などを提供している会社も多いので、事前に加入することをオススメします。
(会社により、指定場所から目的地を変更して途中下車が出来ない場合があります。)
まとめ
今回は帰国者のハイヤー利用について解説していきました。
コロナウイルスの影響で指定地域からの帰国者やワクチン未接種者は、一定の条件をクリアしなければ帰国後すぐに公共の交通機関が使用できないのが現状です。
その場合はハイヤーやレンタカーで移動する必要があります。
ハイヤーを利用するには必ず予約が必要なケースが多く、今はネットで簡単に予約できる会社が増えています。
海外に行く時は帰りの準備を済まして、帰ってからの心配がないように行くのがベストですね!